皆さんは、自分の顔を毎日、鏡で見ますよね? では、身体をチェックしますか? 実は、自分でしかチェックのできない、身体のある箇所をチェックするだけで、自分ががんや糖尿病にかかっているか、簡単に発見することができるのです。
早期発見であれば、大事にならずに治療することができます。しかし、発見が遅ければ、死に至ってしまう可能性も十分にあります。
英語圏の情報サイト『LIVESTRONG.COM』をもとに、全ての女性が自分でチェックすべき個所を5つご紹介します。
■1:不正出血があるかどうか
不正出血をストレスのせいだと思って放置してはいけません。不正出血の原因は、子宮内膜症や子宮筋腫、子宮頸がん等が原因でおこることがあります。放っておくと子宮摘出だけでなく命にかかわることもあります。
■2:爪をチェックする
実は、皮膚がんは爪でチェックすることができます。茶色~黒色の縦ジワが爪の下にあったら、細胞がダメージを受けています。現代、若い女性で増加している、悪性黒色腫というがんがあります。これは、皮膚がんの中でも最も致命的ながんのひとつです。
米国癌学会によると、1時間に1人がこの病気で亡くなってまうほど、深刻に拡がっている病気です。
しかし、早期発見すれば98%は治療が可能なので、安心してください。覚えておかなければいけないことは、皮膚がんは、今現在、日光を浴びずに日焼けに気をつけていても、子どもの頃に極度な日焼けをすると、数十年後に突然症状となって現れてくることです。
■3:顔色が良いかどうか
顔にニキビや毛が生えていませんか? そのような状態になっていたら、多嚢胞性卵巣症候群かもしれません。多嚢胞性卵巣症候群は排卵障害のひとつで、不妊の可能性が高くなります。男性ホルモンが過剰に生産されてしまうため、顔が脂性肌になり、肌がざらつき、剛毛が顔や胸、お腹、背中、足の指に生えてきます。
しかし、出産年齢の女性の10人に1人は多嚢胞性卵巣症候群の因子を持ちます。このような兆候があれば病院に行って検査をしましょう。
■4:わきの下をチェックする
もし、わきの下の皮膚がざらついて、黒くなっていれば、糖尿病にかかっている可能性があります。
■5:まぶたをチェックする
メイク落としでも落ちない、小さな白い柔らかいかたまりが、まぶたにあるかどうかを確認しましょう。もしあれば、それは皮膚の下にある小さなコレステロールです。実はまぶたに現れる頃には、コレステロール値は300mg/dl以上になっている状態です。
高コレステロール値になってしまっていると、心臓病の恐れもでてくるので、一度病院で相談し、検査をしてもらいましょう。
いかがでしたか? 爪や肌で健康状態がわかると言いますが、がんや糖尿病の症状までわかるとは驚きです。少しでも自分の身体の変化や様子に異変を感じたら、病院へ行きましょう。早期発見であれば、多くの病気は治療可能です。