古くから京都で作られていたため、京菜(きょうな)とも呼ばれる野菜”水菜”。冬から春に向けて旬を迎える水菜は、シャキシャキとした食感と食べごたえがあり、様々な料理に使われていますよね。それなのに、「栄養がなさそう」と、水菜に期待していない人も多いようです。
そこで今回は、使える野菜”水菜”が持つ女性に嬉しい栄養素についてお話していきたいと思います。
■水菜に含まれる栄養素
葉に深い切れ込みがあり細長い水菜は、その見た目からか「あまり栄養がなさそう」だと思われがち。ですが、水菜には、あなたが思っている以上に女性に嬉しい栄養素が含まれているんですよ。
たとえば、美白効果が得られるビタミンCや、貧血を予防する鉄分、葉酸、余計な塩分を排出してむくみを防止するカリウム、肌の新陳代謝を高める水菜ポリフェノールが代表的。それだけではなく、イベントが増えるこれからの季節、「つい飲みすぎてしまう」という人や「二日酔いに悩まされる」という人に積極的に摂ってもらいたい葉緑素も含まれているんです。
水菜は、食感を楽しむだけのものだと思っていた人は、驚いたことでしょう。さらに、水菜のいいところをあげると、サラダや鍋、汁物、煮物、和え物など幅広い料理に適しているということ。そうとわかったら、さっそく水菜を買いに行きたくなったのでは? では、美味しい水菜はどのように見分ければいいのでしょうか?
■美味しい水菜の見分け方
水菜を買う時は、下記のポイントに注意して選んでくださいね。
(1)葉先にハリがあり、ピンとしているもの
(2)葉が鮮やかな緑色のもの
(3)茎にツヤがあるもの
(4)株に弾力があり、根元が白いもの
水菜を美味しく食べられる期間は、購入してから3~4日です。新聞紙に包んでビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存するようにしましょう。
お酒を飲む機会が増えるこれからの季節にピッタリな水菜。積極的に摂取すれば、むくみや二日酔いに泣かされることが激減するかも!?