気をつけていても髪のダメージは進んでしまうもの。早いうちに対処をしないと取り返しのつかないことになります。夏の紫外線やカラーやパーマ、縮毛矯正などでお洒落をしようとするとなおさらです。
今回は、傷んでしまった髪を家で修復して復活させる方法をご紹介します。
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原則、髪に自己修復能力はない
髪は頭皮でつくられたあと、時間とともに伸びます。毛髪はタンパク質を主成分としていますが、生きた細胞ではないので皮膚とは違って細胞分裂が行われません。
ですので、傷んだ髪は放っておいてもダメージが改善することはありません。むしろ早めに修復しないとどんどんダメージが進んでしまいます。
トリートメントは「内部補給」と「表面コーティング」がある
ダメージが進んだ髪にはトリートメントをするのが一番ですが、トリートメントには大きく分けて2種類あります。
髪の内部に栄養を入れる“内部補給”のトリートメントと、表面のザラつきを抑え内部に入れた栄養を髪から流失しないようにする“表面コーティング”のトリートメント。
髪のダメージ補修には、これら2つのトリートメントを両方行う必要があります。自分の持っているトリートメントがどちらのタイプなのかを把握して、使い方を間違えずに使用してくださいね。
ドライヤーでキューティクルを閉じさせる
トリートメントで髪の内部に栄養を補給して、コーティングしたあとは、必ずドライヤーをしてください。ドライヤーは髪を乾かすだけではなく、髪の表面にあるキューティクルという“髪にフタをする役割”のものをしっかりと閉じさせることもできます。
キューティクルがしっかりと閉じていると、手触りが良くなるだけではなく、髪の内部から栄養が流れ出るのを防いでくれます。
最近は“再生ドライヤー”という乾かすだけで傷んだ髪の修復が期待できる商品もありますので、髪のダメージが特に気になる方は試してみてください。
ドライヤー前には「洗い流さないトリートメント」を忘れずに
ドライヤーをする前にかならず付けて欲しいのが、洗い流さないトリートメントです。洗い流さないトリートメントは流すタイプのトリートメントに比べると髪に吸着している時間が長いので髪を修復させる効果が高いといわれています。
さらに、粒子の細かいミストタイプのトリートメントで髪の内部に栄養を入れ、そのあと表面をコーティングするクリームタイプやオイルタイプのトリートメントを付けるとより高い効果が期待できるのでおすすめです。
このように傷んでしまった髪も諦めずに家でヘアケアすれば髪は修復することができます。
自分の使っているトリートメントはどのタイプなのかを把握してヘアケアに取り組んでくださいね。