「毎日きちんとお風呂に入っているはずなのに、自分の臭いが気になる…」そんなことありませんか。それはもしかしたら、間違ったお風呂の入り方をしているのかもしれませんよ。そこで今回は、体臭が気にならなくなる、正しいお風呂の入り方のポイントを3つご紹介します。
湯船にきちんと浸かる
欧米人に体臭が強い人が多い原因は、食事の関係もありますが、シャワーだけで済ませる習慣だと言われています。
シャワーだけだと、すでにかいた汗を流すことはできますが、入浴をしないので、汗をかかず、毛穴の奥に溜まった老廃物を洗い流すことができず、それが体臭に繋がってしまうのです。
ですので、体臭を発生させないようにするには、湯船にしっかり浸かりましょう。
入浴で汗を流すことで、不要な皮脂や毛穴の奥の汚れが浮かび上がり、余分な汚れや皮脂を落として、体臭が発生するのを防ぐことができるのです。
熱いお湯に浸かるのに慣れていない人は、まずは35~38度くらいのぬるま湯で半身浴することから始めてみてくださいね。
体の隅まできちんと洗う
毎日お風呂に入っているのに体臭がする人は、きちんと洗えていない部分がある可能性があります。
特に忘れがちなのが、耳の後ろや足の指の間。臭いの元となる汗をかきやすい背中や股間。
そして皮脂の多い頭皮と顔です。
特に頭皮はきちんと洗っているつもりでも皮脂をしっかり落としきれていないと毛穴に脂が詰まってしまい、臭いの元となってしまうのです。
ですので、臭いを解消するには、体の細かい部分まできちんと洗い、頭や顔などは皮脂をしっかり落とすように洗うことを心がけると良いですよ。
洗いすぎに気をつける
肌が乾燥してしまうと、臭いが増加する原因になってしまうので、肌が乾燥しないよう、体を洗うときは、柔らかいタオルなどで優しく洗いましょう。
体をきれいに洗おうと、力強くごしごしこすって洗うと、肌に傷がついて乾燥し、結果的に臭いを増やしてしまうことに。
肌は乾燥すると、細胞と細胞の間に隙間ができ、雑菌が繁殖しやすくなり、そこに臭い成分が溜まりやすくなってしまいます。
ですので、体を洗う時は、肌に傷をつけないよう優しく洗うことが大切です。
タオルを使わず、直接手に石鹸をつけて泡立てて洗うのも、肌を傷付けずに洗えるので、おすすめですよ。
いかがでしたか。
正しいお風呂の入り方をすれば、ある程度は臭いの発生を抑えることができます。
ですが、食生活も体臭の発生に関係があるので、それでも臭いが気になる方は、より消臭効果の高い石鹸などを使うと良いですよ。