化粧水に乳液といった、いつものケアではなく、ちょっとスペシャルなことをお肌にしてあげたいとき、手っ取り早いのがパックです。とはいえ高価なものではなくても、身近なアイテムを使って満足度の高い仕上がりを得られる方法があります。
パックを終えた後はふっくらお肌になって、毛穴さえも気づかないほどの美肌になれる、そんなお手軽パックのテクニックをご紹介しましょう。
■1:アボカドパック
抗酸化作用のあるビタミンEがたくさん含まれているアボカドは、食べるだけでなくお肌に塗るのもおすすめの食材です。
アボカドをフォークやスプーンでつぶし、ハチミツを少々加えてペースト状にしたものを顔全体に塗ります。10分ほどおいた後ぬるま湯で流すと、アボカドの保湿効果で、まるで潤いのベールで顔全体が包まれたような、ぷっくりとしたお肌になります。
■2:水素水パック
抗酸化作用があり、血行を促進したり疲労回復を促したりする効果があると、健康や美容への意識が高い人が多く愛飲しているのが、水素水です。そんな水素水は、パックとしてお肌に直接つけてもうれしい効果が期待できるんです。
用意するものは、コットンと飲み水用として販売されている水素水だけ。コットンに水素水を浸し、それを顔全体にのせて5~10分ほどおくという、お手軽な方法です。
水素水の強い抗酸化力でお肌の乾燥や炎症を抑え、おまけにメラニン色素の沈着等も防げることでしょう。刺激の少ない水素水だけを肌につけていますから、敏感肌の方や、肌荒れ気味のときでも安心して使えるというのも、うれしい点です。
■3:クレイパック
エステメニューにもあるクレイパックですが、市販されているクレイパウダーを使うことで、自宅で簡単にセルフパックができます。
クレイパックの最大の特徴は、クレイの吸着力で毛穴に詰まった汚れをきれいにオフでき、肌のくすみや黒ずみを軽減できるということにあります。さらにミネラルも豊富に含まれているので、同時に美肌に必要な栄養も補うことができます。
クレイパックのやり方は、クレイパウダーを水で溶かし、パックに程よいかたさになるまで混ぜます。これを目や口のまわりを避けて顔全体に塗り、全体がうっすら乾くまで15分ほど放置し、そのあとぬるま湯で流して終わりです。
クレイが完全に乾いてカピカピになるまで放置するのは、逆にお肌へダメージがあるので、注意してください。またクレイにお好みのアロマオイルをプラスすれば、パックしている間、心地よくリラックスできるでしょう。
どれも材料費が高いわけでもなく、すぐに用意できるのに、一度やってみるとやみつきになる仕上がりを感じられるはずですよ。ちょっとお肌に贅沢をしてあげたい日に、こんなパックを取り入れてみてはいかがですか?